学校の先生、上司に何か言われると、「負けたくない気持ち」が高まり、ついつい反抗したくなる。口論をして、うまくいかないと怒りを露わにする。
こちらもいらだつが相手もいら立ち、学校や職場でうまくいかない。頭でわかっているがついつい行ってしまう。
これは、ADHDの二次障害である「反抗挑戦性障害」で多い行動パターンです。
本日はこの「反抗性挑戦性障害」と、その対処方法をお話します。
アドラー心理学は「孤独感の解放」、野菜生活は「イライラ」によい食事です。
〇本日のテーマ 1.ADHD症状 二次障害 「反抗挑戦性障害」 2.アドラー心理学 人間関係 「孤独感の解放」 3.野菜生活 イライラの時の野菜
〇記事の信頼性
記事を書いている私は、心理学分野で博士号を取得しています。
〇読者への前置き
・精神医学と心理学の二方面から人間関係を困難にする状況をゆっくり解説します。
・また、心理学の紹介(今はアドラー心理学)の紹介をしています。
ADHD症状 二次障害
こんな相談がありました・・・
私の息子9歳です。体育がとってもできて、体を動かすことが好きな息子です。ただ、勉強が嫌いで、机に座ると集中できなかったりします。
体育ができるので、それはそれで健康に育てばよいと考えていました。ただ、あまりにも座学の時に落ち着きがないので、先生から叱責を受けることが多く、段々と教員に反抗するようになっていきました。
教員と口論になったり、時にかんしゃくを起こし、怒ったりします。先生のほうもイライラが募っているようです。
どうすればよいでしょうか。
一昨日、様々な理由により、ADHDの発見が遅れる場合を述べました。
ADHDが発見されないなどの理由で放置され、周囲から無視されたり、叱られたりして自尊感情が低くなったりすると、「反抗挑戦性障害」が進むことがあります。
反抗挑戦性障害は、以下の様にアメリカの精神医学会の診断基準があります(分かりやすいように書き換えます)。
それでも治まらない時は、登校を一旦控えたり、仕事を持っている人はトレーニングをうけるのも一方法です
→【不登校専門オンライン個別指導】
→障害別専門支援の就労移行支援サービス
アドラー心理学 人間関係 「孤独感の解放」
こんな相談がありました・・・
職場でどうも人間関係がしっくりこなくて、居場所がない状態です。
決してパワハラやいじめを受けているわけでないのですが、何か自分と生き方が違う人が多くて、上手く打ち解けることができません。
相手も私のそんな気持ちが分かるらしくて、私をあまり信頼していないようにも感じます。
そんな私ですが、気がついて見ると、職場で話す相手もいなく、信頼されていなく、なにかとても孤独感を感じてしまいます。
アドラー心理学は、孤独感は「居場所がない」「信頼されていない」「自分に不安」の要素が合わさせると起こるとされています。
では、この孤独感をどのように癒していけばよいでしょうか?
1つの考えですが、相手にボランティアをしてあげるのが良いとされます。
つまり、相手の役に立つことを、無償でやってあげるのです。
ただし、いつまでもの必要がありません。自分の居場所ができる(「ここにいてもいいと思う」感じができる)まで、行えば良いです。ただ、損得ではなく、善意に行うとより居場所ができやすいです。
仕事で忙しい時に、ヘルプとして入ってあげたり、コピーを何気なく取ってあげたり、いろいろなボランティアの仕方があると思います。
ただ、気を付けなければならないのは、いじめなどの「使い走り」とならないように、相手のことをよく見定める必要があります。
アドラー心理学を知っていると、結構心が助けられますね。講座がありますので、関心のある方はどうぞ→【日本統合医学協会】アドラー心理学の資格を取得!
野菜生活 イライラの時の野菜
イラつく時の野菜は、アスパラガスやグレープフルーツジュースが、心の熱を取り去るとされています。
また、レタス・ミョウガなどの苦い野菜は、心をスッと滑り出す潤滑油の役割を果たします。特にレタスは抗酸化作用(加齢防止)があり、食べて損はない野菜です。
また、ほんのささいなことでもイライラして腹が立つ時は、貝の味噌汁も良いとされます。
総じて、野菜はガンや循環器の病気を防いで、心を休めてくれます。もし料理が面倒のときは、既に調理をしてあるのを買ってチンするとかの方法もありです。
良いものを見つけたので、ご利用ください→簡単栄養チャージ。朝食野菜スープ